梅雨明け前にも関わらず、本日も暑いですね。日差しはまだ強く、暑さが身にしみます。そんな中、昨日お店にいらしたお客様のお話をご紹介します。私が事務作業をしている最中、目の前のバス停から降りてきた年配の男性が訪ねてきました。
「東本願寺までの道を教えてもらえますか?」
彼は田無駅からのバスを乗り間違えてしまったようでした。外はまさに灼熱地獄でしたので、私は彼に店内で涼んでいただくことにしました。Googleマップで、行き先を調べると、東本願寺までの距離は約3kmもありました。彼にそのことをお伝えすると、
「歩いていきます」と彼は言いました。
私はできるだけ分かりやすいルートを探し、それを印刷して彼に手渡しました。熱中症の心配がありましたので、彼が日影の道を選び、無事に目的地に到着できるように願っていました。
暑さ厳しい中、歩いて行くことは大変なことです。彼が熱中症にならないか心配でしたが、数時間後、ふとした瞬間に電話が鳴りました。その声は、彼からのものでした。
「先程道を教えていただいた者ですが、無事に用事が終わりました。」
彼は感謝の意を込めて、丁寧な連絡をしてくれたのです。私が彼に名刺を渡していたこともあり、連絡してくれたようです。
最近の猛暑により、頭はボーッとしてしまいがちですが、熱中症にはくれぐれも気をつけなければなりませんね。今日も一つ良いことができたことに乾杯しながら、猛暑が続くことに備えて気を引き締めたいと思います。